愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「無題」

加藤 真弓 [学科長]

『袖振り合うも多生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)』
という言葉を耳にしたことありますか?

「道」の通りすがりに、お互いに全く知らない他人同士の袖が振れ合うような、偶然でほんのささやかな出会いであっても、それは前世からの深い緑で起こるというような意味。

「多生」と「縁」は仏教用語で、「多生」は何度も生まれ変わるという意味の「輪廻転生(りんねてんしょう)」を表すそうです。「縁」は、「縁起」の教え(物事にはすべて原因があり、それに縁という間接の原因が作用して、結果が起こるという考え方)を表すようです。

短大での3年間は、人生の目的を達成するための一つの通過点でありますが、
2021年4月に入学される皆さんも、在校生の皆さんも、単なる偶然ではなくこのような「縁」があって愛知医療で学ぶことになったのだと思います。
さあ、もうすぐ新年度が始まりますね。目的を見失わず、目標を設定して、これから歩む「道」をつくりあげていきましょう。

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