愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「試験って,大変ですね」

木村 菜穂子 [理学療法学専攻]

1月中旬にセンター試験が終わり、世間では大学受験が本格化しています。また、週末に仕事で東京に行っていたのですが、ある学校の前を通ると人だかりが・・・でも、大学受験生にありがちなフレッシュさはなく(すいません)、「何があるのだろう?」と思って看板を見たら、「歯科医師国家試験会場」と書かれていました。そう、この時期はいろんなところで「試験」が行われているんですね。
 本学でも当然、学生たちは試験を受けます。ただ、昨年度までは「講義→終了直後に試験」という形だったのが、本年度から前期・後期の最後に「試験週間」を設定し、そこで半期分の試験を全て行うようになりました。学生にとってどちらの形が良いのかまだ分かりませんが、私自身もいろいろ感じています。
 まずメリットは学校全体が「試験」に向かう体制になることです。特に後期のこの時期は、3年生が2月末に行われる国家試験に向かって猛勉強しています。そこで、1・2年生がの~んびりした空気を醸し出していると、やっぱり気が緩んでしまう人もいるんですよね。そういう意味では、この形式はいいな、と思うわけです。
 しかし・・・、2週間で本試験、その後2週間で再試験を実施しますので、とにかくいそがしい!!。学生が一番大変だとは思いますが、教員も 試験作成→試験実施(監督)→試験採点→結果掲示→再試験作成→再試験実施(ちょうど、今この辺りです)・・・とにかく息つく暇がありません、これまでも1~3月は大変でしたが、今年は新しいスタイルに慣れない部分も多く、バタバタしてしまいました。そう、試験って受ける方(学生・受験生)も、行う方(教員・実施者)も大変なんですよね(笑)。
これから3月にかけて、学校の試験を受ける人、高校や大学を受験する人、国家試験や資格試験を受ける人が多くいると思います。そして、その人たちを家族や友人、学校教員など多くの人が支えているのでしょう。私も、支える側の一人として、全ての学生が試験本番で自分の実力を十二分に発揮し、願わくば良い結果が届くことを祈っています。
ファイト!

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