教員紹介

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

講師

木村 菜穂子
きむら なほこKimura Nahoko MS

[学位・医療資格]
保健学修士
(Master of Health Sciences)
社会福祉学士
(Bachelor of Social Welfare)
理学療法士
[研究分野]
健康・福祉工学、生活支援技術、介護支援技術、社会参加

プロフィール

主な履歴
19XX年兵庫県の西の方で生まれ、田舎の町でのんびり育つ。
基本的にはテレビと読書を愛するインドア派であった。

中学入学時に 「このままでは一生スポーツと縁がないかも … 」 と何を血迷ったかバレーボール部に入部するも、天性の運動神経のなさで補欠にもなれず。なのに毎日さぼらずに練習に参加する根性を買われ (?)、マネージャー兼務のような扱いとなる。

高校は好きだった英語を学べる学校を選択しようと心に決めるも、中学3年生の12月に父親の転勤に伴い愛知県知多市に転校。
大きな環境の変化で名古屋弁と給食の味付け (特に赤味噌) に戸惑い、かなり内にこもってしまうが、クラスの皆は時期外れの転校生にも優しく、少しずつ慣れる。転校して3日目に 「受験校を決定してくれ」 と言われ、母親と絶句。なんとか、近くの公立高校に入学できた時には両親ともどもホッとする。

高校入学と同時に、こりずにバレーボール部に入部(学習出来てない … )。
そして、1年生12月の3者面談にて「文系に進みます。将来は、外語大学の受験を目指します!」と親と先生に高らかに宣言するも、大学で学んだことがその後の人生にどう生きてくるのかが分からず、1ヶ月後には進路に迷い、「そうだ!勉強したことがそのまま仕事になる学校に行こう!」という思いから受験雑誌を読みあさり、「理学療法士」という全く知らなかった職業を知る。
「医療系の仕事であるが、メジャーじゃない(当時は)」 というところが天邪鬼な私の心に響く。
親にも相談せず、担任に「理学療法士になります。だからこの短大を目指します。そのために、理系にすすみたいです」と伝え、数学と理科の出来がかなり悪かったため担任をあわてさせたが、何とか理系に進ませてもらえる。
その後、案の定数学と理科(特に化学)には苦しめられたが何とか受験を乗り越える。
1991年名古屋大学医療技術短期大学部理学療法学科に入学。
多くの仲間と恩師に恵まれ、学生生活を送る。
1994年短期大学を卒業、国家試験もすり抜け理学療法士免許取得。
知多市内の整形外科クリニックで働き始めると同時に、日本福祉大学社会福祉学科Ⅱ部へ入学、なぜか 「二足のわらじ」 を履いてしまう。何度か仕事に行き詰ったが、大学を辞めたくなかったので学費のために踏ん張る。
1998年多くの友人の助けのおかげで無事に大学を卒業し、社会福祉士国家試験に合格。
同時に、名古屋市内の総合病院へ転職。クリニックとの違いに戸惑いながらも、楽しく勤める。
2001年様々な御縁から、愛知医療学院短期大学の前身である、専門学校愛知医療学院に専任教員として着任。
2008年愛知医療学院短期大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 助教に着任。
2009年星城大学大学院へ入学。またしても懲りずに 「二足のわらじ」 を履く。
2011年何とか大学院修士課程を修了。今後の方向性を模索中。

研究内容

大学院修士課程では、高齢者入所施設における車椅子の不適合が身体や活動に及ぼす影響について研究。
現在は、解剖学・人体触察法について学びつつ、研究方向を模索中。

主な業績

担当教科

教養基礎科目教養演習
専門基礎科目解剖学実習
人体触察法実習(PT)
専門科目検査測定法
検査測定法実習 
理学療法評価法実習
老年期障害理学療法学
生活環境論
地域理学療法学
地域理学療法学実習
臨床実習Ⅰ(基礎)
臨床実習Ⅱ(評価)
臨床実習Ⅲ(総合1)
臨床実習Ⅳ(総合2)
理学療法研究法
卒業研究
総合演習
専攻科地域・老年期リハビリテーション論
医療福祉行政学
研究法演習
リハビリテーション科学研究Ⅰ
リハビリテーション科学研究Ⅱ

受験生の皆さんへ

理学療法士になる、という道を選んだきっかけは、
あこがれや周囲の大人たちの助言等、何でもいいと思うんです。
私自身も、割と単純な理由で選びました。
でも最終的に自分で決めたかどうか、これがきっと 「覚悟」 につながります。
自分で決めたことは、うまくいかなくても誰のせいにも出来ませんから … 。
資格取得は楽な道とはいえません。
この 「覚悟」 が最後のひと踏ん張りに大きな影響を与えると思っています。
ぜひ、「覚悟を持って」、「自分で決めて」 選んだ人と共に学びたいと思っています。

在学生の皆さんへ

学校の勉強は大変ですか? でも、何のために勉強しなければならないのでしょう?
今やっていることが将来役にたつかどうかは、今後の人生をどの様に歩むのかによって違いますが、
一つ言えることは、絶対に無駄にはなりません。
それは、勉強以外の活動も同様です。
講義を受ける時、部活動の時、行事に参加する時 … など、いつも同じでは楽しくありません。
「ヤル時はヤル、楽しむ時は楽しむ」 事が出来ることは大切です。
メリハリをつけた活動を!

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