愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「志と卒業」

荒谷 幸次 [理学療法学専攻]

私の好きな言葉の一つに「志」という言葉があります。
辞書を引いてみると、「ある方向を目指す気持ち。心に思い決めた目的や目標」とあります。

 本学は、理学療法士・作業療法士の養成校ですので、それぞれ想いの強さの違いはあるものの、全員同じ「志」を持った仲間が集まった場所ということになります。素晴らしい場所ですね。
 
 3年生は、国家試験が終わり、残る行事は、卒業式のみとなりました。振り返ってみると楽しかったと思う学生はいるかもしれませんが、さすがに楽だったという学生はいないのではないでしょうか...

 仏教の世界の言葉を借りると「修行」の日々だったかも知れませんね。右も左もわからず入学してから、多くの勉強や実習を繰り返してきました。また、本学は資格を取って頂くだけでなく、立派な社会人、医療人として成長できるよう日常の生活態度や取り組みについても教職員一丸となって教育に従事していますので、もしかして親より厄介な存在だったかもしれません。

 そのような学生時代も残りわずか...これからは社会人として自立して歩んでいくことになります。

 今後、多くの困難なことがあると思いますが、そのような時は、学生時代を振り返り、当初の「志」を思い起こしてみると、次への活力になるかもしれません。

 私も学生時代に自然と湧いてきた「志」を大切にして歩んでいきたいと思います。

 まとまらない話になってしまいましたが、3年生諸君、卒業本当におめでとう!!
 これからの活躍を切に願います。頑張って下さい!

 3月12日卒業式の晴れ舞台を楽しみにしています...

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