愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「学問のすすめ」のすすめ・4

宮津 真寿美 [理学療法学専攻]

今回も「学問のすすめ」の読後感から考えたことを書きます。
(宮津先生、わりとしつこいです。)

「学問のすすめ」の中で、
心に残ったところを2か所(☆)列挙します。

☆ 言葉をもって述ぶれば
これを了解すること易くして、
人を感ぜしむるものなり
(宮津の訳:しっかりした言葉で話せば、
わかりやすいし、人の心を動かす)

☆ 信用こそ人生の第一義
かりそめにも
人にあてにせらるる人にあらざれば、
なんの用にも立たぬものなり
(宮津の訳:信用されることは、人生で最も大事。
頼りにされないのは、ダメだね)

人生において大学生の時期は、
自分の言葉でわかりやすく話すようになり、
頼りがいのある人に成長していく時期です。
医療の専門職に就く人は、
患者様に対してそれらの能力が備わっていることが当然求められます。
だから、学生のその能力をのばすことは、
医療専門職を育てる大学教員の役割の一つだと私は思っています。

「学問のすすめ」の初編は明治5年に発行されています。
およそ150年も昔の本にも関わらず、
書かれていることは今の時代にも当てはまるなと思います。
昔も今も、人は人とかかわりながら生きていて、
社会の中で生きていく上での心構えは変わっていないと感じます。

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