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令和3年度(2021年度)入学式

4/1(木)

令和3年度(2021年度)入学式を本学講堂で挙行いたしました。


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新入生と教職員に限定して実施をいたしました。
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丹羽理事長、石川学長より祝辞が贈られました。
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学長祝辞
「令和3年度愛知医療学院短期大学入学式式辞
新入生の皆さん、本日はご入学おめでとうございます。
本日の入学式は、新型コロナウイルス感染症の影響で、皆さんにとっては、非常に不本意な入学式の形になったかと思います。しかし、入学式の形がどんなであれ、皆さんのご両親や我々教職員は、皆さんのご入学を心から喜び、祝福をし、皆さんの将来に大きな期待を抱いていることには、全く変わりはありません。
皆さんは、数年先には医療従事者の一員として社会で働く立場になる人たちですから、このような形の入学式になったことを、皆さんには、十分理解していただきたいと思います。今後、さらに厳しい対応を求められる状況になってくるかもしれませんが、その時には、皆さんが率先して模範的な行動をとっていただくことを期待しています。
今回の新型コロナウイルス感染症の問題は、医療従事者を目指す皆さんにとって大きな試練であると同時に、貴重な教訓となるものと思っています。様々なイベントの中止、厳しい行動制限等は、ある意味試練と言えるかもしれません。しかし、今の皆さんには入学の喜び、将来への希望が満ち溢れており、新型コロナウイルスなんかには決して負けない、強い信念を持って、この試練を乗り越えていただくことを願っています。そしてさらに、今回の新型コロナウイルス感染症の問題を貴重な教訓と捉えていただきたいと思います。皆さんは、感染拡大を防止するために、いかに感染対策が重要であるかを身をもって学んだことと思います。医療従事者にとっての感染対策は、自分自身が感染しないために、また、他の人を感染させないためにも、最も重要な医療行為の一つです。将来、医療従事者を目指す者として、患者さんの身を守ることはもちろん、自分自身の身を守ることの大切さを、今回経験した新型コロナウイルス感染対策を通して、貴重な教訓としていただきたいと思います。
さて、皆さんは入学に当たって、将来に向けて大きな夢や希望を抱いていることと思います。理学療法士・作業療法士という仕事は、この世の中で最も大切な人の命に関わる仕事であり、皆さんの人生の目的としてやりがいのある仕事であると確信をしています。皆さんは、テレビ等で新型コロナウイルス感染症の患者さんと戦っている医療従事者の姿を見られていると思います。そして、その医療従事者に対して社会から多くの感謝の気持ちが届けられているのも見られていると思います。ほとんどの医療従事者は、この感謝の気持ちを大きなやりがいとして、大変な仕事も自分がやらなければならない使命としてやっているのです。人はやりがいを持ってやっていればたとえ嫌なことや大変なことがあっても耐えられるものです。
皆さんには、この医療従事者としてのやりがいを、臨床実習などを通して早く体験していただくことを願っています。そして、3年間の在学中に、そのやりがいを見失うことなく、理学療法士・作業療法士に必要な知識や技術をしっかりと身に着けていただくことを期待しています。
そのために本学のすべての教職員が、学生の皆さん一人ひとりの個性をしっかりと見つめ、卒業後のフォローも含めた密度の濃い教育・指導を行っていきます。そして、皆さんを豊かな人間性を備えた、地域医療を守る貴重な人材に育てたいと思います。
最後になりましたが、皆さんが大きな夢を膨らませ、立派な理学療法士・作業療法士になることを祈念して、入学に当たってのお祝いの言葉といたします。本日は本当におめでとうございました。」
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