愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「作り上げる楽しさ・積み上げていく大切さ」

木村 菜穂子 [理学療法学専攻]

 先週末、体育祭と学祭が開催されました。学生自治会のメンバーを中心として、多くの皆さんが関わって準備をされたことと思います。
 さて、連続して行われた2つの行事ですが、大きく異なる側面を持つと感じています。体育祭は「学内行事」、そして学祭は「学内+学外」に向けた行事である点です。つまり、自分たち自身が楽しむための「体育祭」と、来客者に楽しんでもらいたい(もちろん、自分たちも楽しみたい)「学祭」では、準備のための視点も違ってきますよね?
 特に学祭は、小さなお子さんから高齢の方まで、興味や楽しいと感じることがきっと違うであろう人々が参加される、本校の行事の中では他にはない特徴を持ちます。だからこそ、この方たちに楽しんでいただける企画を考えるのは、かなり大変なことです。でも、この大変さもひっくるめて、「大変だけど、それも楽しい!」と感じてもらえたら、と思います。
 今年初めて参加した1年生は、来年これらの企画の中心となります。先輩たちを見て、いろんなことを感じましたよね。今年の経験を活かし、また先輩から工夫した点や反省点を聞いておき、より良いものを作り上げるための材料としてほしいと思います。2年生は、今年の準備で起こった良いことも失敗も、全て後輩に伝えてあげてください。それが、来年につながります。そして来年は、自分たちが大変だったことをそっと(時々、ガッツリ)サポートしてあげてください。3年生は...来年、ぜひ学祭に遊びに来てください!(笑)。でも、誰かの喜びが自分の喜びにつながるというのは、臨床で日々感じることなので(もちろん逆もあるけど)、こういった行事の楽しさとどこか共通するところがあるな、と私は思っています。
 行事のノウハウや伝統を先輩から後輩に伝えていくには、3年制短期大学というのは時間が短い分、正直大変でしょう。でも、常に「より良いもの」を作り上げるには、この「積み上げていく」という行為がとても大切です。きっと行事が終わってほっとしているでしょうが、気持ちが熱いうちに、記憶が遠くならないうちに、来年に向けての「積み上げ」をしてもらえたらと思います。
 私は、全てを見られたわけではありませんが、学生の皆さんの笑顔、来場された方々の楽しそうな様子を見て、楽しい時間を過ごすことができました。準備、当日に関わったすべての皆さん、本当にお疲れさまでした!

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