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「本学助教、臼井晴信の論文がPLOSONE誌に掲載されました(筆頭著者)」

本学リハビリテーション学科 理学療法学専攻 助教の臼井 晴信
論文が英文誌に掲載されました。
【題名】
「心拍変動の超低周波領域成分はストレス課題後の遅れた回復を示す」
 要約:心電図から測定できる自律神経活動の指標には、高周波(HF)、低周波(LF)、超低周波(VLF)の周波数帯の成分があります。HFは副交感神経の指標、LFとVLFは副交感神経と交感神経両方を表す指標といわれていますが詳しくはわかっていません。この研究はVLFがどのような指標なのかを明らかにしようとしています。心理ストレスなどの刺激によりHFもLFもVLFも変化します。研究では20分間ストレス課題を行い、課題前から課題後2時間の間、自律神経活動を測定しました。研究の結果、HFやLFはストレスがなくなった後、すぐに回復しました。しかしVLFはストレスがなくなった後も2時間かかっても回復しませんでした。VLFという指標ではストレスなどが身体に長時間にわたって及ぼす影響を評価できるのではないかと考えています。
以下、論文内容です。
The very low-frequency band of heart rate variability represents the slow recovery component after a mental stress task

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