臨床実習 (理学療法学専攻)

幅広い臨床実習体験のなかから理学療法士としての実践力を高める。

実習日程と内容

「基礎」

病院・施設での理学療法士の仕事を実際に見学することで、その役割と責任を理解します。実習を通して、1年次の講義 で修得した医学的基礎知識が、理学療法士の業務にどのように関連しているか体験を通して学びます。

「評価」

臨床実習Ⅱでは、2年次までに修得した検査測定の知識や技術を使い、対象者が抱える問題点やその原因をつかむため、必要かつ適切な評価を行える力を身につけます。

「総合Ⅲ・総合Ⅳ」

臨床実習Ⅲ、Ⅳは、学習の総決算として、評価・治療計画・治療の一連の過程を対象者に応用できることを学習目的とします。臨床実習Ⅲでは、対象者の障がいを明らかにして、それに対して必要な治療計画を立案できる力を身につけることを主な目的とします。臨床実習Ⅳでは、理学療法評価過程で立案された治療計画に基づいて実施された治療による効果を考察し、その内容を検討できる力を養い、卒業後の臨床活動に直結した理学療法業務を学びます。

臨床実習施設訪問

一人一人の患者様の状態把握が大切。その重要性を臨床実習で改めて学びました。

<実習先>公立陶生病院(愛知県瀬戸市)(臨床実習IV)

令和2年度
理学療法学専攻卒業(第11期生)
理学療法士 松田 桃花

学校の授業では理学療法の基礎を学び、健常者への実技で様々な施術を覚えることができます。そして実際に患者様と接する臨床実習では、よりリアルな理学療法士の仕事を経験することができます。私が臨床実習で学んだのは患者様に対して状態把握することの重要性。一見同じ程度の症状に見えても、痛みを我慢しておられる患者様や痛みに敏感な患者様など、人によって感じ方が異なり、状態をしっかり評価することで治療プログラムを考えていく大切さを学びました。

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