愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「女子野球も熱いですよ」

鳥居 昭久 [理学療法学専攻]

連日の猛暑にも負けずに、全国で甲子園目指して頑張っている高校球児の活躍、涙、歓喜の報道が連日紙面を飾っています。どの記事を見ても、熱い様子が伝わってきます。応援に駆け付けた家族や同級生なども、負けずに熱い大声援を送ったことでしょう。その様子が目に浮かびます。野球の練習は効率が悪いので、土日などは朝から夕方遅くまで練習することが多いので、お母さんたちも弁当作りに気合が入っていたことでしょうね。
さて、野球は高校球児だけのものではありません。女子大生にも野球に熱い気持ちを持って取り組んでいる者も少なくありません。我が愛知医療学院短期大学女子軟式野球部も部員一人一人が熱い気持ちを持って取り組んでいます。
女子大学野球も、毎年、富山県の魚津市にて、女子大学野球の甲子園と言える全国大会が開催されます。全国には大学女子野球部は、軟式でも30大学足らずしかありませんが、それらの大学が一同に会して日本一を争うのです。参加する大学はどこも真剣、上位校はプロ野球を目指している者もいるので、かなりのハイレベルな試合が展開されます。まさに、「マドンナたちの甲子園」と言われる大会なのです。参加する大学の多くは、専用のグラウンドも持たないなどの恵まれてない練習環境の中で、いろいろ工夫して練習に取り組んでいます。
我が、愛知医療学院短期大学女子野球部も、マイグラウンドは無いため、市内のグラウンドを週に2~3回程度借りての練習以外は、学内のテニスコートでのキャッチボールや、学校の片隅にて素振りやバント練習と、基本的なトレーニングに取り組んでいます。でも、そんな中でも、目標持って、全日本で惨めな試合をしないために、もちろん勝つために、日々、熱く取り組んでいます。先日、中日新聞の"いい汗流そう仲間たち"にも掲載してもらっちゃいましたぁ!
一方で、うちの野球部の特徴は、本当の"文武両道"です。野球部監督である私は、同時に短大の教授でもあるわけで、野球部員たちが"学生としての本分"を忘れてもらっては意味がないと思っています。理学療法士、作業療法士への道はとても大変な道です。日々の勉強は、野球の練習以上に辛いものです。でも、学生である以上、やるべきことをやった上での野球部です。これは絶対に譲れないことですから、だから部員たちは、この時期、灼熱の暑さの中で、前期末連日の試験の嵐と、私のノックの嵐と同時に戦っています。本当に熱い戦いだ。 
先日、2015年の夏の全日本大学女子野球選手権大会の組み合わせ抽選会がありました。今年は、運悪く、いや、運良く、第1シードを引いてしまい、一昨年、昨年と連続優勝、通算18回優勝している日本体育大学と対戦することになりました。ひぇ~!!!、なんて声も聞こえてきていましたが...。ここは横綱に胸を借りる気持ちで思いっきりぶつかっていきますよ。
みなさん、愛知医療学院短期大学女子軟式野球部、通称"Betz"の夏大会での敢闘と、野球部員一人一人の熱い戦いのドラマを是非とも応援してやってくださいね。

★☆★ 全日本大学女子野球選手権大会の組み合わせ ★☆★

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